ハートに捧ぐ賛歌                  2009.12.4

ゴスペル。
『GOD SPELL』を語源としたもので、直訳すると「神様の言葉」=「福音」です。
そんな神秘的な響きを持つゴスペルは、黒人霊歌を基調とし、その後ジャズやロックなど
様々なジャンルの音楽と結びつき、今も多方向へと進化を続けています。
そんなゴスペルの生ライブが、那珂川清滝で行われるだなんて。
主催する自分達でも驚きです!

12月に入り、寒さが一層厳しくなった頃でした。
身が縮こまる夜なのに、パッと暖かくなるようなパワフルな歌声が響きます。

『G.L.A.D. gospel singers(グラッド ゴスペルシンガーズ)』
福岡市を拠点にブラックゴスペルを中心に活動されている、13名の女性グループです。
この日は4名での出演でしたが、棗中に響き渡る声、声、声!
まるで身体全部を使って声を出しているかのようです。想像以上の迫力にビックリ!



「オーカム」「ユー・レイズ・ミー・アップ」「アメイジング・グレイス」「グリーンスリーブス」など・・・
G.L.A.D.の皆さんの紹介や曲の説明などMCもたっぷり丁寧にされて、
「この時間を一緒に楽しみたい!」という気持ちがすごく伝わってきました。


とってもパワフルで、ハートフル。初めて聞くのに、なぜこんなにも惹きつけられるのでしょう?


それは、彼女達がゴスペルを愛し、ゴスペルを伝えたいという気持ちが


歌詞に、メロディーに、技術によって私たちの胸にちゃんと届いているからではないでしょうか。


一旦休憩を挟んだあと、後半はソロの曲やクリスマスのメドレーを熱唱。
中でも、「君は愛される為に生まれた」という曲は韓国で有名なゴスペルソングで、
日本語訳も数種されているほどの名曲。


手話の振り付けがあって、前の席にいらしたお客様も一緒になって踊っていらっしゃいました。
じんわり、キューンと胸が熱くなります。こんな素敵な曲に出逢えて良かった。
ゴスペル、G.LA.D.の皆さん、有難うございます!

 

楽しい時間は過ぎるのも早くて、ラストの「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド」と
アンコール「アメイジング・グレイス」で、大盛況のうちに幕となりました。

ゴスペルって本当に素敵ですね。声が幾重にも重なる、この心地良さ・・・・。
また是非聞きたい!あの迫力を生で体感したい!というお客様。
残念ながら今回のライブに来れなかったお客様にも、なんと朗報です!

きたる2月13日(土)バレンタインデーイブに、G.L.A.D.gospel singersの皆さんが
今度は6名になって清滝にライブに来て下さいます!またとないチャンスです!
愛でいっぱいのバレンタインライブを是非お見逃しなく!!


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とっても楽しい『G.L.A.D. gospel singers』のみなさんのブログはこちら。
過去の活動、今後のライブの予定など是非チェックして下さい!

http://gladgs.blog62.fc2.com/

バンブーの囃子の中で               2009.11.6

那珂川町は水と緑の町。
中でも青々と茂る竹林は、一年を通して鮮やかな緑と様々な音を届けてくれます。
サラサラとした葉のすれる音、コォンと響く、筒の音。
時折風が渡ると、頭の上から、ザァーー・・・と、雨が降るような音も。
竹林に佇んでいると、まるで空気が流れるような、『静けさの中の音』が聞こえてきます。
あの独特の静謐とした世界がたまらなく好きです。
 
 だけど、竹の魅力はそれだけではないのですね。
この夜は竹の『音』と『可能性』をより深く知る事が出来た、特別の夜になりました。
『バンブーオーケストラ那珂川』による、バンブー演奏会。
竹って、色んな楽器になるんですよ。驚きです!



夜の那珂川清滝。この歌舞伎門を潜ったところから、バンブーへの道が始まります。
 

 
『バンブーオーケストラ那珂川』の皆さんお手製の竹灯篭がお出迎え。
文字のくり貫きが見事です!この他にもドット模様のものなど、たくさん飾って頂きました。



『バンブーオーケストラ那珂川』
「ふるさとに固有の芸能を育てる」ことを目的に、平成16年に結成。
那珂川町には豊富な竹林が散在しており、この風土の中で生活と深く関わってきた
地元の竹を使って竹楽器を製作し、バンブーオーケストラ那珂川が編成されました。
演奏に使用する竹楽器は、ほとんどがメンバーの手作りのもの。
道理で、どの楽器からも温かい音色が響きます。

 

「上を向いて歩こう」に始まり、「川の流れのように」「浜辺の歌」、
ポンポンとした音がピッタリな「証城寺の狸囃子」。



木琴のような楽器、マリンバやスタンドマウイ、篠笛など様々な楽器に身を変え、音を奏でる竹。

 

柄杓のような形をした撥。これで竹筒の穴を塞いで音を出します。
ボン、というよりはホンといった柔らかい音。
見事な撥さばきにしばし見惚れておりました。



今回持参いただきました中で、一番大きな楽器バスマウイ。太くて柔らかな低音が出ます。
組み立ても大変そう。なにせ演奏者の背丈ほどもあるのですから!
 
 
演奏は続き、「花」「涙そうそう」「千の風になって」など、心和らぐ音楽が続きます。
そんな中、とっても緊張した面持ちで横に控えるお嬢ちゃんが。



最年少小学2年生の、かなみちゃんです。
手には去年大ヒットした、あの子が。

 

元気いっぱい歌います、「崖の上のポニョ」!
先ほどの緊張はどこへやら、実に伸び伸び堂々と歌ってくれました。
足踏みのしっかりと、振り付けも愛らしいかなみちゃん。何とも惹きつけられる存在です。
 
 
最年長80歳代が在籍されるこのオーケストラ、かなみちゃんとは70歳ほど離れています。
そんな年齢差をものともせずに、一つの音楽を一緒に作り上げていくことが出来る。
地元のオーケストラだからこそのコミュニケーション力。とても素晴らしいです。



冴え渡る篠笛の高音の響き。



遠浅の波景色が思い浮かぶ、波筒。



最後は「島唄」をバンブーオーケストラアレンジで演奏して下さいました。
あっという間の1時間でしたが、とても癒され、和みの時間となりました。


竹のもつ幻想的な音色にすっかり魅了された夜。
バンブーオーケストラ那珂川の皆さん、有難うございました!
子どもたちを含め広く町民に親しまれる、ふるさとに根ざしたオーケストラとして
これからも竹のように、どんどん活躍されます事を願っております。
 
 
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 バンブーオーケストラ那珂川のHPはこちら!

http://www1.ocn.ne.jp/~misty/index.html
 

清滝でブーム!?津軽三味線の夕べ      2009.10.2

1月、3月と開催して、今回で3度目。
森永基木氏とお弟子の竹田氏による、津軽三味線連弾き演奏会が行われました。
3月の際も大変好評を頂いたのですが、今回も満席御礼の人気ぶりです!


 

前回でファンになったのかな?
森永氏が席に着くと同時に、小さな女の子が特等席にやってきました。


今回も見応え・聴き応え十分な津軽三味線。
凛とした姿勢に、激しいけれど典雅な撥さばき。思わず見惚れてしまいます。


お弟子の竹田氏も凄い集中力です。
約1時間の演奏会ですが、全力で臨んで頂いているのが分かります。
  

右手で撥を叩きつけ、爪弾き、左手で弦を上下に行き来します。
森永氏が仰っておられましたが、演奏は激しく手を動かすので、かなり暑くなるそうです。
見ている私達も熱く盛り上がってきます!
  

 
 津軽三味線六段、津軽あいや節の他、
福岡の黒田節や沖縄の安里屋ユンタ、津軽りんご節、
津軽音頭、津軽タント節、そして津軽じょんがら節・・・。

この日も多くの曲を演奏して頂きました。
初めは分からなかった津軽三味線の曲も、3回目ともなるとだいぶ耳馴染みになってきます。
お客様の中にも、掛け声を入れてくださる方もいたり・・・。
 回を追うごとに愉しみが広がっていくのでした。
 
 
次回は11月28日(土)の開催。お昼の12時からです。
今回聞き逃してしまった方は、是非お越し下さいませ。
 
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おまけ
 

特等席には、お子様達がどんどん増えていき、行儀良く座って見ていました。
凄いでしょう、楽しいでしょう。津軽三味線、習ってみませんか?

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森永基木氏のHP・ブログはこちら。
日本舞踊や長唄もされています(藤間修一郎氏と同人物です)。

http://www.fujimashuichirou.com/
http://blog.goo.ne.jp/fujimashuichirou/
 
 

菊乱舞・重陽の節句イベントを行いました!   2009.9.9

ひと月ごとに深まる秋。
この3ヶ月で山の景色はどんどん変わり、私たちの目を楽しませてくれます。
那珂川清滝では、9月5日~9日までの5日間、
秋の長寿の節句である「重陽の節句」を行いました。


篠笛の演奏や、和菓子の老舗「鈴懸」の上菓子の振舞い、
特別御膳の販売や露天風呂での菊湯など。
お楽しみいただけましたでしょうか?


玄関でお出迎えした、菊の装花。
りんどうの濃紺で引き締めて、華やかな秋の始まりです。


お食事処・棗の入口にも、大輪の菊。
アナスタシアなどの洋菊に、キンメヤナギを合わせてダイナミックに。


細かな花弁が、まるで花火のようにも見えます。


そして、9月5日は篠笛奏者の木寺昌記氏による演奏会が行われました。
篠笛は、中国から伝わった「龍笛」が改良された日本の木管楽器、と言われています。
最も素朴な原形を残している横笛のひとつで、庶民階級に愛された楽器だそうです。
シンプルな装飾にシンプルな指孔。庶民に広まったため、調律のバリエーションが日本各地にあるとか。
 
とはいえ、普段なかなかお目に掛かれない楽器。
この日は、木寺氏の篠笛と和太鼓の共演で、お客様にお楽しみいただきました。


篠笛奏者 木寺昌記氏。
長崎県出身、福岡市在住。福岡横笛会主宰。
広島で篠笛に出会い、1994年より演奏会など活動を開始。
和太鼓や琵琶、舞踏集団など様々なジョイントライブやリサイタルなどを行い、
パリやインド、カナダなど海外での演奏も精力的に行う一方、
横笛教室にて後進の育成に努めるなど幅広く活動されています。


力強い和太鼓との競演。女性の演奏者なんて、凛としてとても素敵です。
お客様方も、竹から発せられる篠笛の柔らかで澄んだ響きと、
床からも伝わる和太鼓の迫力に魅了されていらっしゃいました。

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木寺昌記氏のホームページはこちら。
今後の演奏スケジュールや、教室のご案内などもございます。
 
http://www.shinofue.com/index.html
 
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重陽の節句は初めての試みでしたが、
ご来館いただきましたお客様方には大変好評でした。
今後も季節を大切に、お客様におもてなしの心で取り組んで参ります。

10月の清滝にもご期待下さい!